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「リワードプログラム」はブランド+顧客にとっても大切な存在【Coffee Talk from NYC Vol.2】
Category:CRM, Marketing
ニューヨーク現地より、小売×テック関連の旬なトピック・体験レポートをお届け。アメリカのコーヒーブレイク中に行われるカジュアルミーティング、”Coffee Talk”にちなんで、気軽にインプットいただけるレポートを定期配信していく。
Vol.2では、筆者が日頃ブランドリサーチやプライベートでショッピングをする中で、“ブランドと顧客とのパーソナルな関係”として特段喜びを感じられる、誕生日の「リワードプログラム」、いわゆる“バースデー特典”に着目。「SEPHORA(セフォラ)」「ULTA BEAUTY(アルタビューティー)」などコスメ・ビューティーブランドから、「J.crew(ジェイクルー)」「NIKE(ナイキ)」などのファッションブランド、「STARBUCKS(スターバックス)」「TARGET(ターゲット)」など飲食・ディスカウント業態まで、アメリカの“バースデー特典”の特徴を紹介していく。
*関連リンク:Coffee Talk from NYC Vol.1
私たちがオンラインでメンバー登録を行う際には、氏名やメールアドレスといった基本情報をブランドへ提供する他、性別や誕生日の記入を求められることもある。ブランドや企業からすると、どのような世代がブランドに関心を持ち、どのような商品を実際に買うのかという顧客情報は、マーケティングの上でとても重要なデータとなるからだ。
ただし、基本的な顧客データを収集するだけというような考え方はもう20年前くらいの感覚だろう。現在は、顧客情報を「リワードプログラム」に活かすことがマストだ。以下、筆者が誕生月に実際に受け取ったバースデー特典をブランドごとに紹介していく。
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執筆者
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RINA Yoshikoshi
NYC在住ブランド、テクノロジー系ライター / コンサルタント
N Yを拠点にブランド、リテール、ウェルネス、D2CのCPGブランドの現地市場を調査。
店舗で導入される最新テクノロジーや米国での先進事例なども研究。
執筆活動、リソースを元にしたマーケティング&ビジネスコンサルティングやアドバイザリーも行う。
関心: #テクノロジー #NFT #WEB3 #ウェルネス #未来の街作り