Topics
Report

“脱マスク”が進む2023年、コスメ・ファッション業界復調のキーワードは「ジェンダーレス」

KUMIKO hoshi
執筆者
Credit:Edward Ma@unsplash

日本では今年3月にも“脱マスク”が進む見通し

 新型コロナウイルスの感染拡大と世界的パンデミックから3年が経った今、2023年は“アフターコロナ”の段階に移行しつつあります。日本政府は、2023年5月に新型コロナの感染症法上の位置付けを季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げると表明しました。それに伴い、マスク着用のルールを緩和し、3月13日から屋内外を問わず着用を「個人の判断」に委ねる方針を示したことから、“脱マスク”の実現が見えてきました。

 コロナ禍ではマスクの常時着用が当たり前になり、メイクのあり方も大きく変化しました。株式会社ナリス化粧品が実施したコロナ禍前後(2019年/2021年)での女性のメイク実態調査によると、日常的にファンデーションを使用する女性は半数以下に激減しています。

 しかし、今後マスクのない生活が戻ることによって肌や口元の露出を意識するようになり、コスメ・スキンケア業界の復調機運が高まることが予測されます。

これより先はメルマガ会員限定記事です

すでに「AIL会員」アカウントをお持ちの方は「メルマガ会員」登録は不要です。
「AIL会員」ログイン後、記事全文を閲覧いただけます。

執筆者

  • KUMIKO hoshi

    アパレルや飲食ブランドを運営する事業会社のPRを経て独立。現在はフリーランスの広報兼ライターとしてビジネス誌やライフスタイル媒体を中心に執筆するほか、企業や団体のPRサポートにも従事している。