「映え」よりも「私らしくありたい」GenZ（Generation Zの略称、Z世代）。ここシンガポールでも、GenZには「本当の私は、もっとリアルで唯一の存在」という価値観を反映した消費行動傾向が見られます。日本の高度成長期は1960〜1970年代ですが、シンガポールが急速な経済発展を遂げたのは1980年以降でした。戦後に独立し、わずか数十年で世界の先進国となった同国。その発展を支えてきたGenX世代の背中を見て育ったのがこのGenZであり、現在のシンガポールのあらゆるトレンドを牽引しています。今回の記事では、シンガポールにおけるGenZに人気のアプリや好まれているブランド、そしてメディア消費の傾向についてお伝えします。