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【スタイルクリップ|フラッシュレポート】 2022秋 アウター売れ筋分析 

山中 健|Takeru Yamanaka
株式会社アパレルウェブ コンサルティングファーム主席研究員
執筆者

 

株式会社アパレルウェブが月別にEC売れ筋情報をお届けする「スタイルクリップ」フラッシュレポート。2022年11月は、第39週〜43週(2022年9月26日〜10月30日)のEC売上データから、2022秋シーズンのアウター売れ筋を読み解きたいと思います。

2022秋の注目アウター。
左から、ユースメンズで人気のテーラードジャケット、エフォートレスに格上げされたキャンパスファッション、ミニスカートとジャケットのコーディネート

 

 まずは対象ブランド(駅ビル&SCグレード カジュアル&コンテンポラリーブランド)の、アイテムキーワードを見てみましょう。秋アイテムの実売期へと移行したこの期間、「ニット」が出現率でトップとなりました。2020年の2倍、2021年と比較しても2桁の伸びとなりました。そしてトップスでは、「スウェット」「Tシャツ」が伸びている一方、布帛の「ブラウス」「シャツ」は減少しています。アウターでは「カーディガン」「ジャケット」が伸びています。

アイテムキーワード出現率ベスト10(単位%)
※出現率=売上データでのキーワードの出現数/全体の売上点数
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執筆者

  • 山中 健|Takeru Yamanaka

    株式会社アパレルウェブ コンサルティングファーム主席研究員

    大手百貨店、外資系ブランドメーカー、大手経営コンサルタント会社を経て、コンサルタントとして独立。
    アパレル業界を中心に、雑貨などのライフスタイル、百貨店、SCなど、幅広い業態に対しマーケティングやMD、リテール、海外進出のコンサルティングを手掛ける。トレンド分析、市場調査、戦略策定などのマクロなテーマから、個店支援、研修などの現場へのブレイクダウンまで様々なテーマのコンサルティングに対応可能。また、欧米、アジア、国内のコレクション取材やファッションマーケット調査を数多く行っており、国内外のファッションビジネスの動向を語ることができる貴重な存在として注目されている。

    2009年にアパレルウェブコンサルティングファーム主席研究員、2011年にapparel-web.com編集長就任。