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AIによるサイズ提案、経営効率化など最新技術を積極導入 欧州小売企業のAI導入例3選<Amazon/Marks&Spencer/Monica Vinader>【EU最新小売トレンドレポート】

高嶋 一行|Kazuyuki Takashima
AIL編集部により一部編集
執筆者

 

 イギリスのAILメディアパートナーから届くホットニュースの中から、編集部が特に気になるEU小売トレンドをピックアップしてお届けします。今回は、AI導入の実用例をご紹介。

 これまで、大手ファッションECの「Zalando(ザランド)」がAI導入により精度の高いサイズ提案サービスを展開している(*)など、欧州企業の積極的なAI導入例を紹介してきましたが、今回は「Amazon」「Marks & Spencer(マークス&スペンサー)」「Monica Vinader(モニカヴィナダー)」の3例をピックアップしご紹介していきます。

 

(*)関連記事:

「ChatGPT」など最新技術を積極導入。オンラインショッピング環境向上に投資し続ける「Zalando」【EU最新小売トレンドレポート】

 


「Amazon」がサイズに関するAIを取り入れた新機能を導入

「Amazon Fashion」公式サイトより

 

 「Amazon (アマゾン)」はオンラインショッピングによるサイズに関する課題に対応するため、「Amazon Fashion(アマゾンファッション)」に AI技術を取り入れた機能を導入しています。内容としては、AIによるサイズ推奨をメインとした機能であり、過去の履歴から顧客が購入したサイズや似たようなサイズを考慮。顧客に向けたパーソナライズ化されたサイズのオススメ機能の提供を進めています。

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執筆者

  • 高嶋 一行|KAZUYUKI TAKASHIMA

    Showcase Tokyo 代表・在英ライター|AILメディアパートナー

    ファッション専門学校卒業後、渡英。「ELEY KISHIMOTO(イーリー キシモト)」にてデザインアシストを経験。現在は英国を拠点に日本ブランドの海外セールスを行うエージェント「ShowcaseTokyo」を運営(https://www.showcasetokyo.co.uk)。 東京ファッションウィーク参加ブランドなど、日本のデザイナーズブランドの海外進出や新規取引先開拓の支援を行っている。 パリファッションウィーク期間では年4回それぞれのシーズンに営業担当する日本ブランドと共に参加。バイヤー向けの展示会を開き、ヨーロッパを中心に海外のお店やバイヤーとの取引を進める。