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Lacoste(ラコステ)に学ぶ、AI活用のリアルと運用設計 AI Summit New York 2025現地レポート【AIL INSIGHT】

RINA Yoshikoshi|AILメディアパートナー
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 AIL INSIGHT|トレンドの先の本質を掴む。AIL編集部が届ける、次の一手を導くインサイト――。2025年12月、ニューヨーク・マンハッタンで開催された「AI Summit New York(AIサミット・ニューヨーク)」。数あるセッションの中で、筆者が最も関心を寄せたのは、フランス発のアパレル・ライフスタイルブランド「Lacoste(ラコステ)」による実践的AI活用をテーマにしたセッションです。

 登壇したのは、グローバル AI・イノベーション統括および北米のデータ戦略を担うキーパーソン、Alexandre Girault(アレクサンドル・ジロー)氏。Girault氏は、AIを「未来の技術」として語るのではなく、“業務でどのように使い、どういった成果をあげているのか”という実務面の視点で語りました。

 同社が取り組む、業務効率化とコンテンツ制作の二軸のAI戦略は、どのようにグローバル展開を支えているのか。セッション内で言及されたローカライズ、人材投資、チーム・組織運用、スケーラビリティの関連事例も交えて、ニューヨーク現地より展示会レポートをお届けします。


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ラコステ流・AI 導入の考え方

 「Lacoste」におけるAI導入は、派手な実験や話題作りから始まったものではないといいます。それよりも現実的なプロセスだということをGirault氏は強調していました。AIは何でもできるように見えますが、だからこそ「何をやらないか」を決めることも重要だと話していました。

  • ✔どこにAIを活用できる機会があるかを見極める

  • ✔適切なユースケースとパートナーを選ぶ

  • ✔社内でしっかりと活用される状態をつくる

  • ✔そして、スケールさせる

「AI Summit New York」に登壇した「Lacoste」  Alexandre Girault(アレクサンドル・ジロー)氏(筆者撮影)

業務効率とコンテンツの両輪で進むAI活用

 「Lacoste」のAI活用は大きく分けて、「業務効率化」と「コンテンツ拡充」の二軸で進められています。業務効率化においては、請求書処理の自動化やコード品質の改善など、バックエンドの領域でAIを導入。一方で、ファッションブランドらしい活用として紹介されていたのが、コンテンツ制作・管理へのAI導入です。例えば、商品説明文の生成や翻訳、ビジュアルのリタッチやAIリカラーなど、これまで時間とコストがかかっていた作業がAIによって大幅に短縮されたと話していました。

AIが変えた「スピード」と「コスト感覚」

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執筆者

  • RINA Yoshikoshi

    NYC在住ブランド、テクノロジー系ライター / コンサルタント|AILメディアパートナー

    NYを拠点にブランド、リテール、ウェルネス、D2CのCPGブランドの現地市場を調査。店舗で導入される最新テクノロジーや米国での先進事例なども研究。執筆活動、リソースを元にしたマーケティング&ビジネスコンサルティングやアドバイザリーも行う。
    関心: #ファッション #フィットネス #ウェルネス #スーパーマーケット+CPG