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新店舗やリワードプログラムの一新により、息を吹き返すJ.Crewに注目
RINA yoshikoshi
NYC在住ブランド、テクノロジー系ライター / コンサルタント

“J.Crewを知っていますか?”この質問に、ほとんどの人は「アメリカのカジュアルウェアブランド」と答えられるでしょう。J.Crewというブランドは、それくらい世界的にも知名度が高く、10代の一時期をアメリカで過ごした私にとっても、ベーシックウェアという認識でした。
J.Crewには、ニューヨークファッションウィークでもプレゼンテーションを行い、クールなブランドイメージを築いた社長兼ウィメンズのクリエイティブディレクターのJenna Lyons(ジェナ・ライオンズ)や、長年メンズコレクションをデザインしてきたFrank Muytjens(フランク・マイジェン)など、ファッションアイコンが存在しました。しかし2017年に、そうしたブランドの要だった人物が去り始め、14年間CEOを務めたMillard “Mickey” Drexler(ミッキー・ドレクスラー)も同じ頃に退任したことで、乱気流を起こし始めました。
その後のJ.Crewは、今までの存在感はあるものの、素材の品質が落ち、デザイン性やこだわりに欠け、ブランドとしてのパーパスを失ってしまったように、私の目には見えました。
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執筆者
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RINA yoshikoshi
NYC在住ブランド、テクノロジー系ライター / コンサルタント
N Yを拠点にブランド、リテール、ウェルネス、D2CのCPGブランドの現地市場を調査。
店舗で導入される最新テクノロジーや米国での先進事例なども研究。
執筆活動、リソースを元にしたマーケティング&ビジネスコンサルティングやアドバイザリーも行う。
関心: #テクノロジー #NFT #WEB3 #ウェルネス #未来の街作り