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【スタイルクリップ|フラッシュレポート】2023年初秋・息切れする盛夏アイテム 動く羽織りモノ
株式会社アパレルウェブが月別にEC売れ筋情報をお届けする「スタイルクリップ」フラッシュレポート。2023年9月のレポートでは、晩夏・初秋シーズンである8月7日〜9月3日のEC売上データから、どのようなアイテムが売れ筋となったのかをレポートします。
対象ブランド(駅ビル&SCグレード カジュアル&コンテンポラリーブランド)のアイテムキーワードのランキングを見てみましょう。酷暑が続く晩夏・初秋となりましたが、盛夏アイテムはさすがに伸び悩んでいたようです。在庫切れという要因も考えられます。
その一方、水陸両用トップスなどの機能を備えた実需商品などの売れ筋も散見されます。そして、ブラウスやジャケットといった布帛系の羽織りものなどは、先行予約などの効果により伸びています。晩夏・初秋という端境シーズンにおいては、実需・実売対応だけでなく売上を創造するための仕掛けが重要となるのでしょう。
2023年初秋の売れ筋アイテム。左から、ビスチェのセットアップ、シアーブラウス、モノトーンのショーツルック
■アイテムキーワード出現率ベスト10
※出現率=売上データでのキーワードの出現数/全体の売上点数
羽織り系トップスに伸び
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執筆者
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山中 健|Takeru Yamanaka
株式会社アパレルウェブ コンサルティングファーム主席研究員、apparel-web.com編集長
大手百貨店、外資系ブランドメーカー、大手経営コンサルタント会社を経て、コンサルタントとして独立。アパレル業界を中心に、雑貨などのライフスタイル、百貨店、SCなど、幅広い業態に対しマーケティングやMD、リテール、海外進出のコンサルティングを手掛ける。トレンド分析、市場調査、戦略策定などのマクロなテーマから、個店支援、研修などの現場へのブレイクダウンまで様々なテーマのコンサルティングに対応可能。また、欧米、アジア、国内のコレクション取材やファッションマーケット調査を数多く行っており、国内外のファッションビジネスの動向を語ることができる貴重な存在として注目されている。
2009年にアパレルウェブコンサルティングファーム主席研究員、2011年にapparel-web.com編集長就任。