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2023年冬立ち上がり ECのアウター売上はまだ伸びず【スタイルクリップ|フラッシュレポート】

山中 健|Takeru Yamanaka
株式会社アパレルウェブ コンサルティングファーム主席研究員、apparel-web.com編集長
執筆者

 株式会社アパレルウェブが月別にEC売れ筋情報をお届けする「スタイルクリップ」フラッシュレポート。2023年12月のレポートでは、冬の立ち上がりシーズンである11月6日~12月3日のEC売上データから、どのようなアイテムが売れ筋となったのかをレポートします。

 同期間は、記録的に暑かった10月が過ぎ去り、急激な気温低下が進み、秋冬ものの需要が高まりました。百貨店レディースアパレルと駅ビル系レディースブランドではどのようなアイテムが売れたのかを見ていきたいと思います。

2023年冬立ち上がりアウター 売れ筋アイテム
左から、ノーカラーコート、ポンチョ、フェイクムートンジャケット

「ニット」「カーディガン」は引き続き好調

 対象ブランドでもっとも出現率が多かったアイテム関連キーワードは、3ヶ月連続で「ニット」です。次いで「ワンピース」が2年連続で伸びています。他に、出現率ベスト10で2年連続伸びているのは「カーディガン」のみ。「ジャケット」は回復しましたが、期待された「コート」や「ブルゾン」などのアウター関連のキーワードは上がってきておりません。

 実店舗ではアウター需要の戻りが見られた一方で、ECにおけるアウターの盛り上がりは今一つ欠けており、こなれた価格の「トップス」やサイズフリーな「ワンピース」、アウター代用ニーズの「カーディガン」の出現率・伸び率がともに良かったようです。

■アイテムキーワード出現率ベスト10

※出現率=売上データでのキーワードの出現数/全体の売上点数

「コート」「ブルゾン」の売れ筋は未だまだら模様

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執筆者

  • 山中 健|Takeru Yamanaka

    株式会社アパレルウェブ コンサルティングファーム主席研究員、apparel-web.com編集長

    大手百貨店、外資系ブランドメーカー、大手経営コンサルタント会社を経て、コンサルタントとして独立。アパレル業界を中心に、雑貨などのライフスタイル、百貨店、SCなど、幅広い業態に対しマーケティングやMD、リテール、海外進出のコンサルティングを手掛ける。トレンド分析、市場調査、戦略策定などのマクロなテーマから、個店支援、研修などの現場へのブレイクダウンまで様々なテーマのコンサルティングに対応可能。また、欧米、アジア、国内のコレクション取材やファッションマーケット調査を数多く行っており、国内外のファッションビジネスの動向を語ることができる貴重な存在として注目されている。2009年にアパレルウェブコンサルティングファーム主席研究員、2011年にapparel-web.com編集長就任。