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鉄道駅でポップアップ! 欧州セカンドハンド市場最新アップデート3選<Good London/Depop/NIKE>【EU最新小売トレンドレポート】
世界的にもサステナビリティ感度の高いイギリスをはじめ欧州では、セカンドハンド市場も盛り上がりを見せています。今回は、英国在住のAILメディアパートナーより、最新の欧州セカンドハンド市場のアップデート3選をお届け。人々の日常シーンにおいて、セカンドハンドに触れる機会がごく自然に醸成されている取り組みは是非今後参考にしたいポイントです。
セカンドハンド店「Good London」が鉄道駅でポップアップを積極的開催へ
「Good London」公式サイトより
セカンドハンドのファッション商品を販売する「Good London(グッドロンドン)」が鉄道駅の小売スペースにて積極的にポップアップショップを展開しています。ポップアップ・スペースは、ロンドンの主要な旅行者が集まるヴィクトリア駅とロンドン・ブリッジ駅にオープンしています。英国ではパンデミックの際に旅行客が皆無となったことから、鉄道駅の小売スペースから撤退する企業が増加。駅の店舗スペースは「空き」が目立つようになりました。
そこからパンデミックも落ち着いた現在、限定的に社会が再開されていますが、駅の小売スペースの立ち直りは社会の再開に比べて遅れています。一方で、通勤や旅行で鉄道を利用する乗客は増加。駅の利用もパンデミック以前の回復へと向かっています。
ロンドンブリッジ駅構内で開催されているPOP UPの様子(「Good London」公式Instagramアカウントより)
また、同じくファッション業界ではセカンドハンド品の需要が増加。サステナブル、リーズナブル、オリジナリティの考えのもと、古着の販売数が増えています。セカンドハンド店「Good London」はその両方に注目し、鉄道駅の小売スペースにてポップアップショップを実施。現在主要な大型駅にて実店舗が運営されています。
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執筆者
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高嶋 一行|KAZUYUKI TAKASHIMA
Showcase Tokyo 代表・在英ライター|AILメディアパートナー
ファッション専門学校卒業後、渡英。「ELEY KISHIMOTO(イーリー キシモト)」にてデザインアシストを経験。現在は英国を拠点に日本ブランドの海外セールスを行うエージェント「ShowcaseTokyo」を運営(https://www.showcasetokyo.co.uk)。 東京ファッションウィーク参加ブランドなど、日本のデザイナーズブランドの海外進出や新規取引先開拓の支援を行っている。 パリファッションウィーク期間では年4回それぞれのシーズンに営業担当する日本ブランドと共に参加。バイヤー向けの展示会を開き、ヨーロッパを中心に海外のお店やバイヤーとの取引を進める。