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英国ではオンライン”減”・実店舗”増”へ 根強い実店舗需要 「PrettyLittleThing」に見るショールーム活用(後編)

高嶋 一行
Showcase Tokyo代表・在英ライター|AILメディアパートナー
執筆者

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「boohoo」「asos」「SHEIN」による最新ポップアップ、地方都市開催も広がる

パンデミックを経てなお、実店舗の需要が根強い英国

 パンデミック中に3度のロックダウンを実施した英国ですが、ロックダウン期間中は生活必需品以外の店舗営業もすべて禁止されていました。これにより、必然的にオンラインショッピングの需要が高まり、その影響により、これまで緩やかに増加すると言われていた消費に占めるオンラインショッピングの割合が急増することになったのです。

 英国の国家統計局のデータによると、2020年3月末~5月上旬を皮切りに3度実施されたロックダウン期間に沿ってオンライン利用が一時期急増。しかしながら、2021年1月の最終ロックダウン以降、パンデミックが落ち着き以前の生活が戻ってくるとともに、オンラインショッピングの利用数は徐々に減少傾向となっています(図表1参照)。

 

 
(図表1)英国の小売全体におけるオンラインショッピングの割合の変化(英国の国家統計局データより参照)
図表内の水色部分が、3度実施されたロックダウン期間

 

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執筆者

  • 高嶋 一行|KAZUYUKI TAKASHIMA

    Showcase Tokyo代表・在英ライター|AILメディアパートナー

    英国を拠点にファッションブランドの海外セールスを行うエージェント「Showcase Tokyo」代表。ファッションウィーク期間中に日本ブランドの展示会を行うなど、ヨーロッパを中心とした取引先新規開拓をサポート。